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ひふみん(加藤一二三)さんの引退決定

ひふみん(加藤一二三)さんは、2017年1月19日に引退が決定しました。

その日、ひふみん(加藤一二三)さんには対局はなかったのですが、他の棋士たちの対局があり、その勝ち星の兼ね合いで引退決定となったようです。

将棋には順位戦という棋戦があり、A級、B1級、B2級、C1級、C2級、フリークラスと分かれています。そして、すべての現役棋士はこのうちのどれかに属しています。

ひふみん(加藤一二三)さんは、C2級に属していました。

C2級では、毎年最下位の10人に「降級点」が付くという、いわば「赤点」のような制度があります。この降級点を3回もらってしまうと、さらに下のフリークラスに降級させられてしまうのです。

C2級以上のクラスでは、原則的に「定年」はありませんが、フリークラスは65歳が定年と決まっており、65歳になった年に引退しなければなりません。

そして今回、ひふみん(加藤一二三)さんは、他の棋士の対局結果により、3回目の降級点が付くことが決定してしまいました。

この時点ですでに65歳を超えているため、引退が決定したと報道されたのです。

しかし実際には、すでに参加している、もしくは参加することが決まっている棋戦については、勝ち進んでいる限り対局があります。

これらの対局にすべて負ければ、本当にそこで引退となります。

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ひふみん(加藤一二三)さんの真の伝説

これに対して、NHK「ノーナレ」出演時のひふみん(加藤一二三)さんは、

「理論上、ずっと勝ち続ければ引退はない。その可能性に賭けたい」

といった主旨のコメントを残しました。

確かに、勝ち続けてタイトルを取り、そのタイトルを毎年維持し続けられれば、理論上はずっと現役でいられます。

将棋に限らず、芸術やスポーツなど、いろんな分野で、モチベーションを失って引退する人が後を絶ちません。

人間ですから、興味をなくしたり、情熱が冷めたり、「やりきった」と思える瞬間が来るのはやむを得ないことだと思います。

しかし、ひふみん(加藤一二三)さんに関しては、決して自分から将棋を辞めるとは言いません。

マスメディアが「引退決定」と報じ、ほとんどの人が事実上もうじき引退だろう、と踏んでいる中で、ひふみん(加藤一二三)さんだけは、

「ずっと現役で指し続けることができる可能性に賭けたい」

と真顔で、本気で言っています。

数々のひふみん伝説を冒頭に挙げましたが、この不屈の闘志こそがひふみん(加藤一二三)さんの一番の伝説なのかもしれませんね。

以上、ひふみん(加藤一二三)さんについてでした。最後までお読み頂きありがとうございました。