俳優でんでんさん、60歳のとき、園子温監督の映画「冷たい熱帯魚」で殺人鬼を熱演し、日本アカデミー賞などを受賞し、話題となりました。朝ドラ「あまちゃん」では漁協組合の組合長役。69歳になって円熟味を増すでんでんさん。
2019年12月からはじまる新作舞台の稽古場では、共演者の似顔絵を書いているそうです。これまで描いた似顔絵は2000枚にもなるそうです。
はじめはお笑い芸人として人気を博し、その後、俳優に転向、さまざまな役柄を演じています。
そんなでんでんさんのプロフィールや経歴、似顔絵や新作舞台について、気になったので調べてみました。

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でんでんさんのプロフィール

名前:でんでん
本名:緒方義博(おがた よしひろ)
出身地:福岡県筑紫野市生まれ、水巻町育ち
生年月日:1950年1月23日
年齢:69歳(執筆時)
事務所:アルファーエージェンシー

でんでんさんは、高校卒業後、19歳の時に渥美清に憧れ、弟子入り志願のために上京しますが、本人には会えず、弟子入りは断念。
しかし、東京にいれば何かしらチャンスが来ると信じて帰郷はせず、遠い親戚のツテで、丸井に就職します。
丸井で4年ほど、サラリーマンとして働く中、丸井時代の後輩が劇団ひまわりの募集広告を見せてくれたのをきっかけに、退社して劇団ひまわりに入団し、エキストラとして3か月ほど活動。
劇団ひまわり退団後4年ほど、パチンコ店や雀荘に頻繁に通う生活を送ります。
しかし、このままではやはりいけないと思い立ち、28歳の頃に『金曜10時!うわさのチャンネル!!』のオーディションを受け、最終審査まで進んだものの最終結果が出る前にこの番組が終了し、この時はチャンスを逃します。
その後1980年、30歳の時に素人でも参加できる『お笑いスター誕生!!』へ出演して、8週勝ち抜き、金賞を獲得したのを機に芸能界デビューします。
お笑い芸人時代はスタンダップ・コメディ調の芸風で、「ようみんなぁー、ハッピーかい?」「どうだい? 美しいだろぉー?」「今日はみんなにオイラのすばらしい歌を聞かせてやるぜ。」などの決め台詞で、ピン芸人として活動していました。
この『お笑いスター誕生!!』で、コント作家、構成作家だった水谷龍二さんと出会い、以後水谷作品(舞台、TVドラマ)に多数出演します。

1981年、森田芳光監督の映画『の・ようなもの』で俳優に転身。
1995年、ラサール石井、小宮孝泰らと「星屑の会」を結成。
『星屑の町』シリーズや『ある晴れた日の自衛隊』シリーズなど水谷龍二作・演出の舞台に出演します。

2011年公開の、園子温監督の映画、「冷たい熱帯魚」で、でんでんさんは、にこやかな笑顔でカリスマ性を持つ熱帯魚店経営者、しかし正体は、金を搾取した後いとも簡単に殺人を繰り返す常軌を逸した男を、人間存在の闇を剥き出しに演じ、高い評価を受け、数々の賞を受賞し、話題となりました。

その独特の存在感と持ち前のキャラクターで、どの役柄にもリアリティーを持たせ、映像作品にも欠かせない俳優として現在も活躍しています。

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でんでんさん名前の由来

「でんでん」という芸名は、「麻雀をしている時の様子が殻に閉じこもった感じで、雀荘の仲間に「でんでん虫」のような「緒方でんでん」と呼ばれたのが元で「でんでん」になった」のが元々の由来と話しているそうです。
これに後付けとして「でんでん太鼓のように芸能界を打ち鳴らし、でんでん虫のように芸能界の一国一城の主になれ」という意味が込められているとのことです。

でんでんさん似顔絵とは

でんでんさんは、待ち時間にスタッフや共演者の似顔絵を描いてプレゼントしているそうです。今ではその数が、2000枚くらいになっているそうです。

似顔絵は子どものときから好きで、よく描いていたといいます。
お笑い芸人として駆け出しのころに、『週刊朝日』に投稿し、イッセー尾形さんと高校野球のPL学園、中村順司監督を描いて2度の佳作に入賞もしています。

以前は鉛筆で下書きをしていましたが、線に勢いがなくなることからやめて、アイシャドーやチークを使った色づけは時間がかかるため、最近はモノクロで描いているといいます。
絵は、名刺サイズの台紙に、愛用するペンと濃淡の筆ペンと計3本を使い分けて一気に描き上げます。所要時間は3分程度と速いです。

「描くときはウキウキ楽しんでいる。ふざけているのではなく、そういうときはすごく一生懸命。充実感があります。以前、ある方から”きれいに描いてもダメよ”と言われ、欠点ばかりを描くようにしていたけど、それだともらった人は喜ばない。もらった人が喜ぶような絵を描くほうが、渡すときも気分がいいですから」とでんでんさんはいいます。
新作舞台の稽古場でも、共演者の方たちに似顔絵を描いているそうです。

でんでん新作舞台

コムレイドプロデュースの舞台『神の子』が、2019年12月15日か、ら東京・下北沢の本多劇場ほかで上演されます。
同作は、田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋による演劇ユニットにとって約4年ぶりの新作です。
ストーリーは現時点では不明だそうです。
作、演出を手掛ける赤堀さんは、「ヤクザだろうが、子供だろうが、警察だろうが、老人だろうが、女子高生だろうが、みな等しく‘神の子’である、という意味からタイトルを付けました」とコメントしています。
出演者は、(敬称略)田中、大森、赤堀に加えて、ヒロイン役の長澤まさみ、江口のりこ、石橋静河、永岡佑、川畑和雄、飯田あさと、そしてでんでんさんです。

69歳になってますます円熟味を増す俳優でんでんさん、今後の活躍も楽しみです。

以上、でんでんさんについてでした!