ゴールボールで、ロンドン2012パラリンピック金メダルを獲得、北京2008、ロンドン2012、リオ2016と3大会連続出場の経験をもち、きめこまやかなプレーが注目される安達阿記子選手。来年の東京2020大会での活躍も期待されますが、安達阿記子選手は、どんなプロフィールをお持ちなのか、ゴールボールをはじめたきっかけや、ゴールボールについて、東京2020大会代表についてなど、気になったので調べてみました。

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安達阿記子選手のプロフィール

名前:安達阿記子(あだち あきこ)
出身地:福岡県八女市
生年月日:1983年9月10日
年齢:36歳(執筆時)
競技:ゴールボール
ポジション:ウィング(攻撃)や真ん中で守備や司令塔の役割も担うなど、いろいろなポジションを任されている。
所属:リーフラス株式会社所属

安達選手は、14歳のとき、右目に黄斑変性症を発症しました。
視野の中央部分が見えなくなり、見えていた左目も同じように20歳のときに視覚障がいがでます。
安達選手の見え方は、全く見えないわけじゃないそうです。
真ん中が見えてない、真ん中がずっとライトに照らされているような、チカチカしたように見えているそうです。
視力はでないが、顔の輪郭や髪の毛の黒いのがわかりますが、顔の表情はわからないということです。

ゴールボールを本格的に始めたのは、2006年の22歳のとき。 
それから北京2008パラリンピックで初めて代表入りを果たし、ロンドン2012パラリンピックでは、決勝ゴールを決めて、金メダル獲得に貢献しました。
パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初の快挙でした。
リオ2016大会にも出場、5位となります。

東京2020大会でも、ゴールボールなどのパラスポーツの飛躍を目指し、勝利を目指して練習を続けています。

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ゴールボールをはじめたきっかけは?

安達選手は、2006年、国立福岡視力障害センターに入所、先輩から誘われるかたちでゴールボールをはじめます。
安達選手は、視覚障がいになって、リハビリ期間のときに、お世話になっていた眼科の先生からゴールボールというスポーツについて情報をもらっていました。
その後、マッサージの資格をとるために、2006年に、国立福岡視力障害センターに入所します。
そこにゴールボールのクラブがあり、先輩から誘われたのがきっかけでゴールボールをはじめます。
病院で聞いてなんとなく知っていたゴールボールが、資格取得のために入った施設にそのクラブがあり、まさに運命のような出会いです。

ゴールボールってどんなスポーツ?

ゴールボールは、1チーム3人で行い、バレーボールと同じ広さのコートで、9メートル幅のゴールを狙ってボールを投げ、得点を競うスポーツです。
攻撃側は、鈴の入ったボールを相手ゴールに投げて、守備側は全身を使ってボールをセーブします。
選手は、アイシェードというゴーグルのようなものをつけて、全く見えない状態で競技を行います。
アイシェードには、スポンジもついていて、光がいっさいはいらないような構造になっています。
スキーやスノーボードのときにつけるゴーグルのような大きさです。
つけると、目をつむったとき以上に真っ暗になるといわれています。
実際の試合の時は、アイパッチといって、ガーゼのようなものを目に貼って、その上からアイシェードをつけて試合をしています。
ゴールボールは、みんな同じ状態でプレイできる、健常者とも一緒にプレイできるところも、魅力の1つです。

見えない中でどうやって試合をするの?

ゴールは、横幅が9メートルあり、そこを3人で守るのですが、1人3メートル、身長以上の幅を守らなければなりません。
見えない中で、選手の動きやボールの動きを、どうやってわかるのでしょうか?
安達選手によると、相手のゴールがあって、そこをイメージしたり、感覚を体で覚えることを日々練習しているとのこと。
ゴールの9メートルの幅の中から、自分たちがいるところを、右・左で聞き分けたり、どこからボールがくるのかを聞き分ける、音でボールの軌道を読んでそこに壁を作る、ということの繰り返しで試合をしているそうです。
安達選手は、普段は視力を使って生活しているので、音だけで判断するというのは、最初大変で、慣れるのには時間がかかったと話しています。

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