視覚障がいのクラスで、走り幅跳びと100mの2種目で日本記録を持つ澤田優蘭(うらん)選手。
かわいくて、とてもおしゃれな澤田選手、ネイルアートもとてもかわいいです。
今回ドバイで開催されているパラ陸上世界選手権では、東京2020大会内定をかけて、走り幅跳び、100m、ユニバーサルリレーに出場します。
澤田優蘭選手はどんなプロフィールをお持ちなのか、強さの秘訣、ユニバーサルリレーとはどんなものなのか、など、気になったので調べてみました。

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澤田優蘭選手のプロフィール

名前:澤田優蘭(さわだ うらん)
出身地:埼玉県
生年月日:1990年10月24日
年齢:29歳(執筆時)
身長:165cm
体重:51kg
競技:陸上/走り幅跳び・100m(T12クラス)
所属:マッシュスポーツラボ

澤田選手は、幼少期に急に視力が低下し、視力視野の障がいが進行、視力は0.01程度になります。
高校で盲学校に進学したことで障がい者スポーツに出会います。
陸上競技をはじめて2年目の、高校2年のときに北京パラリンピックに出場。
2018年アジアパラ100mでは金メダルを獲得。
2019年日本選手権、ジャパンパラ大会では、走り幅跳びと100mでともに優勝します。
東京2020大会では、世界ランク4位の走り幅跳びで金メダルを目指します。

澤田選手の種目・クラスについて

選手によって障がいはさまざまです。
公平に闘うために、パラリンピックでは、クラス分けがされています。
澤田選手のクラスは、T/F12。
Tは、トラックの略で、競走、跳躍の種目を表します。
Fは、フィールドの略で、投てきの種目を表します。
二桁の数字は、障がいの種類と程度を表しています。
1は、障がいの種類。
2は、障がいの程度を表しています。

澤田選手のクラスは、
T/F11は、全盲、いわゆる全く見えない選手、
T/F12、T/F13は、弱視、少し見えている選手のクラスです。
12-13は、視力や視野によって分けられます。

澤田選手の強さの秘訣は?なぜ跳べるの?

視覚障がいがあり、見えない状態の中で、なぜ跳べるのでしょうか。
澤田選手は、正面が殆ど見えない状態で、とても正確な踏切をしています。

その秘密、澤田選手の必勝法とは、「必ず17歩で跳ぶ」ことです。
澤田選手は、踏切台はほとんど見えない状態だそうです。
見ようとすると下を向いてしまうので、見ないと割り切っているとのこと。
歩数を決めて、感覚を体に記憶して跳んでいるのです。
澤田選手、怖いという感覚はもうほとんどないそうです。

そして、視覚障害が重い選手の場合は、コーラーと呼ばれるスタッフが踏切位置に立ち、手を叩いて、走る方向 跳ぶタイミングを選手に伝えます。
声のかけ方など、審判の邪魔にならなければ、自由です。
日々の練習でつくりあげたオリジナリティあふれる、選手とコーラーとの多様なコンビネーションも、見どころのひとつです。

T/F11・12クラスの視覚障がいの選手は、走り幅跳びでは、助走のスタート位置まで誘導し、走る方向を伝える「ガイド」と、試技の最中などに音響や声によって踏切位置などを教える「コーラー」を伴うことができます。1人で「ガイド」と「コーラー」を兼務することもできます。

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ユニバーサルリレーとは?

東京2020大会パラリンピックから正式種目として採用される「ユニバーサルリレー」。
パラ陸上ならではの魅力がつまった種目なのだそうです。
どんなリレーなのでしょうか。

ドバイで開催中の、パラ陸上世界選手権2019でも、11月14日木曜日に行われるということです。

ユニバーサルリレーのルールや見どころは?

ユニバーサルリレーは、視覚障がい、立位の切断及び機能障害、脳性まひ、車いす、の順番で、男女2名ずつ、計4名の選手で走るリレーです。
1人あたり100m、合計で400mを走って、競う競技です。
バトンを使わず、タッチで次の走者につなぐのが特徴です。

男女の順番は自由で、どの順番で走るのかも重要な戦略となります。
視覚障がいの第1走者は、伴走者とともに走ります。

いろいろな選手が出場するので、パラ陸上の象徴ともいえる種目です。
さまざまな障がいがある中で、各選手が全力を出す、メッセージ性の強い種目です。

車いすの選手は、足で走るのと異なる加速をするため、タッチが難しいそうです。
タッチの仕方やタイミングも重要なポイントになります。

澤田優蘭選手は、視覚障がいの選手として第1走者となっています。

第2走者は、井谷俊介(いたに しゅんすけ)選手です。
井谷選手は、2018年11月アジアパラの100m予選で、アジア記録を樹立しています。
井谷選手は、元カーレーサで、車が大好きなのだそうです。

第3走者、高松佑圭(たかまつ ゆか)選手です。
高松選手は、2017年世界パラ陸上400mで銀メダルを獲得しています。
そのほか、100m、200m、400mの3種目で日本記録をもっています。
増田明美さんいわく、人懐こくてかわいい選手とのことです。

第4走者は、生馬知季(いこま ともき)選手です。
2017年世界パラ陸上ロンドン大会100mで、日本選手として唯一決勝進出を果たしています。車いすT54男子200mの日本記録をもっており、自身初となるパラリンピック出場を目指しています。

澤田選手、これからの目標

澤田選手の東京大会での目標は、「走り幅跳びで金メダルを目指す」ことです。
「今はまだ世界との差があるが、世界トップの6mが大きな夢、トップの選手と競り合えるような力をつけたい」と話しています。

ドバイの世界選手権での活躍も楽しみです。

以上、澤田優蘭選手についてでした!