とにかく笑顔がチャーミング!性格も明るい!と増田明美さんが太鼓判をおす、2020年東京大会でパラカヌー日本代表が内定した瀬立モニカ選手。
リオ大会に続く2度めの出場となり、メダルに期待がかかります。
東京出身で地元の方からたくさんの応援があり、人気者の瀬立モニカ選手ですが、どんなプロフィールをお持ちなのか、パラカヌー・スプリントはどんな競技なのか、など、気になったので調べてみました。

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瀬立モニカ選手のプロフィール

名前:瀬立モニカ(せりゅう もにか)
出身地:東京都江東区
生年月日:1997年11月17日
年齢:21歳(執筆時)
競技:カヌー
ポジション/クラス:PKL1(パラカヌーカヤックのクラス1)
所属:江東区カヌー協会、
   筑波大学体育専門学群(2019年10月現在、休学中)

★アピールポイント:
ウェイトトレーニングで鍛えた肩の筋肉が自慢!この筋肉を使った強いストロークでパラリンピックのメダルを狙います。レース中盤の華麗なストロークをぜひ見てください!

★名前の由来:
モニカ、という名前は、瀬立選手のお母様のクリスチャンネームがモニカで、それをそのままもらったそうです。国際色が強い名前であり、海外でもすぐ覚えてもらえたり、大会でも一番最初に覚えてもらえるのもよかったといいます。

★競技中気持ちいいと感じる瞬間はどんなとき?:
水面を這っていく、アメンボのような感覚のとき。
陸上で走ることはよくありますが、水上を走る感覚はあまりないと思う。そこを感じられるのは魅力、といいます。

瀬立モニカ選手は、胸から下が思うように動かせない、不全まひがあります。
高校1年のとき、体育の授業中、倒立前転を練習していたところ、バランスを崩して転倒してしまい、けがをしてしまいました。
事故の後は、腹筋、背筋が使えない、背もたれなしで、手を離して座っている状態ができないことに、最初はびっくりしたそうです。
当時はショックすぎて、他人事のように思うことで気持ちを立て直していたと、振り返ると思う、と瀬立選手は話しています。

瀬立選手は、事故の前には、水泳、テニス、サッカー、陸上、バスケットボールもやっていたといい、もともと運動が得意なんだそうです。

★カヌーをはじめたきっかけ
瀬立選手は、中学から、江東区カヌー部に所属します。
所属していた区立中学校カヌー部は、拠点校制度を利用した部活動で、各学校からやりたい人を集めて、一つの学校を拠点として活動する、というものです。
高校1年のときは東京国体を目指していました。
事故のあと、約1年のリハビリを経て高校2年生で競技に復帰します。
競技歴1年でパラカヌー世界選手権に初出場、さらに競技歴2年で日本選手初のパラリンピック出場を果たします。

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パラカヌー・スプリントとは?

パラカヌーは、リオ2016大会から正式競技になりました。
カヌー・スプリントは、フラットな水面を200mを(パラは200mのみ)、横に8人並んでスタートし、パドルを使って漕ぎ進み、誰が一番早く漕ぎきれるか、を競う競技です。

リオ2016大会では、羽根田卓也選手がカヌー・スラロームでメダルを獲得し、日本でカヌーが注目されることになりました。
カヌー・スラロームは、激流の中をカヌーでくだる競技です。

オリンピックカヌーでは、2人乗りや4人乗りがありますが、パラリンピックのカヌーは1人乗りです。
(瀬立選手は、オリンピックK4(カヤックフォア)という4人乗りの種目にも、代表内定が決まったそうです!)

ボートと違い、カヌーは進行方向に向かって漕ぎます。
ボートは進行方向の後ろを向いて漕ぎます。
前を向いて漕ぐので、カヌーの選手は、性格が前向き、明るい、と言われているそうです。

カヌーの種類は2種類あり、リオパラリンピックでは、カヤック種目が行われました。
東京2020大会では、これにヴァー種目が加わります。
ヴァー種目は、オリンピックにはなく、パラリンピック東京大会だけで見られる種目です。

カヤックとヴァーは、どんな違いがあるのでしょうか。
カヤックとヴァーは、艇とパドルの形状が違って、漕ぎ方も違います。

ヴァーは、ポリネシアの言葉で、小舟、という意味だそうです。
艇の片側に、アマ、と呼ばれる浮力体がついています。
アマがあることで、安定性が高くなっています。

ヴァーは、片方にしか漕ぐところがない、シングルブレードを使います。
パドルを持ち替えて(スイッチ)、両側を漕ぎながらまっすぐ進んでいきますが、直進性を保つのが難しい競技です。
カヤックのパドルは、両方にブレードがあります。

パラのクラス分けは、3カテゴリーに分けられます。
一番軽いクラスは片足が使えない人、
真ん中のクラスは両足が使えない人、
一番重いクラスは肩だけの力で漕ぐ、腹筋背筋足が使えない人、に分けられます。
瀬立選手はこのクラスにはいります。

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