雑草研究者・稲垣栄洋(ひでひろ)さんがスイッチインタビューに登場。

講演やテレビのほか、「植物はなぜ動かないのか」「弱者の戦略」「面白くて眠れなくなる植物学」「散歩が楽しくなる雑草手帳」など数々の著作でも知られています。

その稲垣栄洋さんのプロフィールのほか、中学入試や教科書、「ダイコンは大きな根?」といった気になるワードについても調べてみました。

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稲垣栄洋さんのプロフィール

名前:稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)
出身地:静岡県
生年月日:1968年
学歴:岡山大学大学院農学研究科博士課程満期退学
学位:岐阜大学博士(農学)
職業:静岡大学農学研究科教授

稲垣栄洋さんは1968年静岡県生まれ。

1993年に岡山大学大学院農学研究科博士課程満期退学の後、農林水産省に入省し、1995年に静岡県庁に入庁し、静岡県農林技術研究所・主任研究員を経て、静岡大学農学研究科教授に就任します。

大学で教鞭をとるかたわら、雑草の研究者として、そして著述や講演やメディア出演など、多忙な日々を送っています。

稲垣栄洋さんが雑草にはまったきっかけ

雑草というのは研究対象としては珍しいですよね。

稲垣栄洋さんはもともと農学部生で、普通の作物を育てていたところ、畑に雑草が生えてきたのだそうです。

そこで、指導教官に何の植物か尋ねたところ、「花が咲いたらわかるから、咲くまで育ててみなさい」と言われたのだそうです。

それで、その雑草をいつも観察するようになったら、いつのまにか作物よりも雑草の方が面白くなってきたのだとか。

この一言で大きく人生航路が変わったわけですね。この一言がなかったら、今の雑草研究者・稲垣栄洋はなかったのかもしれません。そう考えると、感慨深いものがありますね。

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稲垣栄洋さんはみちくさ研究家?

稲垣栄洋さんは、自称「みちくさ研究家」なのだそうです。かつてベイエフエムのラジオ番組にゲスト出演したときに、このように語っていました。

はい。自分で“みちくさ研究家”と言っています。周りの草を見ながら歩くのが好きというのもありますし、自分の人生を振り返ると、あまり一直線に進んでいるわけではないので、“人生もみちくさ食いながら、のんびりいこう”という意味も込めて、自称ですが、そう言っています。

上の雑草に目覚めたエピソードと言い、農林水産省の官僚になっておきながら、現在では大学教授でテレビ出演もするという人生は、確かにそのとおりかもしれませんね。

ちなみに、このラジオ番組ではオオバコという雑草についてこんな面白い話をしていました。以下、引用です。

『雑草みたいに頑張れ!』って言われますよね? でも、実際は、踏まれても立ち上がるということはあまりないんですよね。“踏まれたら立ち上がらない”っていうのが雑草の戦略だと思いますね。雑草は、踏まれながら、どうやって生きようかと考えるんですね。“オオバコ”という雑草があるんですが、この雑草はよく踏まれるところに生えているんですね。そのオオバコの種は、水に入れるとゼリー状の物質を出して、すごくくっつきやすい種になるんですね。それを私たち人間が踏むと、靴の裏にその種がくっつきます。そうやって、オオバコの種が運ばれるんですね。

これはスイッチインタビューの予告動画にもあった、

稲垣「踏まれても踏まれても立ち上がるって、結構無駄なことにエネルギーを使っている、と思いませんか?」

三浦大輔「立ち上がることが目的じゃないから?」

稲垣「そう、立ち上がることが目的じゃないんですよね」

のやりとりのヒントになっています。稲垣栄洋さんによると、オオバコは踏まれることは耐えることでも我慢することでもなく、生存のためにはむしろ「どうぞ踏んでください! どうか踏んでくれ!」と思っているのだそうです。色んな意味で面白いですね。

この視点には三浦大輔さんも、きっと思う所があったでしょうね。

稲垣栄洋さんと中学入試、教科書、「ダイコンは大きな根?」との関係は次のページで!